2014年11月3日

午前3時4分。

CNNウェブサイトにて閲覧 “ボコ・ハラム指導者、停戦合意を否定”。隣にリンクされている記事は“「最もセクシーな女性」にペネロペ・クルス 米誌が選出 ”、“超巨大!600キロのサメ”。

ボコ・ハラムはナイジェリアのイスラム過激派組織。現地語で「西洋の教育は罪」を意味するらしい。現地の学校を襲撃して女児を連れ去り、隣国カメルーンなどで売り渡されるか、イスラム教化され、強制結婚、コーランの暗記をさせられる。

 

今日は富野由悠季オンリーイベントのために千駄木から歩いて茗荷谷まで行った。白山駅近隣のレトロなおもちゃ屋のほかには道中面白そうなものはなかった。茶色い壁紙のさびれた会館の一室行われたイベントで、小規模なのでさして活気もなかった。スクリーンに映し出されているTV版イデオンを疲れた様子の客が数人壁にもたれかかって眺めているという一種異様な光景だった。参加費500円無駄にしたかと思ったが、売り子の女性が湖川友謙の在廊を教えてくれた。手を震わせながら近寄ると、お知り合いと思しきお姉さんが僕を促してくれる。入場券代わりの500円のパンフにサインをお願いすると、合同誌の購入を勧めてくれる湖川先生。流れるままに2500円支払う僕。緊張しすぎて名前が思い出せず、キッチ・キッチンを書いてくださいとお願いできない僕。湖川先生は最後に僕の手を握り、パワーを送ってあげようと言って強く二回振った。湖川先生は拍手に送られて会場を後にした。西日暮里までは遠回りして歩いた。道すがら合同誌をめくってみると、値段に違わない豪華な参加メンバーだった。

その後地下鉄で新御茶ノ水駅まで至り、神保町ブックフェアに。青土社ユリイカ三冊2000円、創元社佐々木丸美という作家のミステリ4冊、“シカゴよりこわい街”に1300円散財。今日の午後また寄ることになるだろう。